空から見た ダーウェント峡谷の工場群
ダーウェント峡谷の工場群は、イギリスのダーウェント川沿いにある世界遺産である。1769年にリチャード・アークライトが発展させた紡績機は、水車を動力源としていたことから川沿いに設置することが必要だった。こうして設置されていったミル(Mill)と呼ばれる近代的工場群は、産業革命の最も初期の工場群として、現代の機械制大規模工場生産の根源となった。なおかつ、農村の景観に工業設備群が組み込まれるということは、工場労働者たちの住居の建設にもつながった。立地条件の悪さから、労働者の雇用に配慮する必要があったためである。こうした動きが、単に歴史的な価値だけでなく、この地に独特の産業景観を生み出すことにもなった。
写真地図はダーウェント峡谷の工場群の一つであるマッソン・ミル。ここの労働繊維博物館には、約68万もの糸巻きが展示されている。
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(出典:Wikipedia)
ダーウェント峡谷の工場群 の旅行記
ケズウィック
ふる さん
ボランティア中に入所者とケズウィックへ行った時の写真です。施設からウィンダミアまでは1時間以内だけど、そこからケズウィックまでは高速がないから路線バスと同じ位時間かかるんだよね。しかも、残念ながら天気…
世界遺産旅行記【89】ダーウェント峡谷の工場群
漣 さん
工場。それは近代建築、そして産業遺産大好きな人にとってまさに聖地。しかも産業革命を支えた英国の歴史的工場建築とあっては、何をおいても行かねばならない。たった1つの川に幾つもの先鋭的デザインの工場が建ち…
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