空から見た アンコール遺跡
アンコール遺跡群は現在のカンボジア王国の淵源となったクメール王朝の首都の跡である。
この地には、9世紀頃から数々の王建設が開始された。この遺跡に特に大きく関わったとされるのはスーリヤヴァルマン2世（1113-45年）とジャヤーヴァルマン7世（1181-1201年）と言われる。スーリヤヴァルマン2世は特にアンコール・ワットの建設を行い、その死後30年ほど後に王に就いたとされるジャヤーヴァルマン7世はアンコール・トムの大部分を築いたとされる。
しかし、ジャヤーヴァルマン7世が崩御した後のアンコールはアユタヤ朝の進入を度々受けその存在を侵され始め、その後ポニャー・ヤット王はついにアンコールを放棄するに至った。
写真地図中央がアンコール・ワット。一辺約1.5キロメートルの堀で囲まれた寺院遺跡。12世紀前半に三十年余りの歳月を費やして建立された。アンコール・ワットの上に見える正方形の敷地はアンコール・トム。一辺約３キロメートルの城壁で囲まれた王都でアンコール・ワット建造から半世紀後に造られた。アンコール・トムの西に見える長方形のエリアは西バライと呼ばれる貯水池でこれは11世紀末に造られたとされている。この他にも多くの遺跡がこのエリアには点在している。
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(出典：Wikipedia)
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カンボジアの世界遺産
アンコールの遺跡群 / プレアヴィヒア寺院
